【010_家族】双子の父、育休を取る その①
私「すみません。育休を3か月欲しいです」
部長「3か月?双子でしょ?大変だろう。半年取っていいよ!」
2019年8月。妻の出産予定日が10月に控えてた頃、
年1回の課長と、更に上の部長との、3人の面談時に、
部長は快く半年間の育休取得を認めてくれました。
私の会社は、決して大企業ではありません。
社員数が500人規模の会社なので、中小の中では、多い方。
私が配属されている部署は150人程の、大きな部署です。
その部署の一番偉い人。部長が、私の育休に理解を示してくれた。
正直、育休を拒否されたらどーしよー・・・と悩んでた時なので、
部長の一言で、かなり安堵した記憶があります。
育休後も元の部署に戻れる保障はないですし、
日々著しい変化を遂げているIT業界。
最悪左遷されることも覚悟しての、育休取得でした。
育休を取ると決めたのは、部長と面談する更に3か月前でした。
妻の、双子の妊娠が分かったのが5月。
そこから3か月かけて同僚、先輩、上司へ事情を説明し、
育休を取る事になると思う旨を包み隠さず、
私の口から直接、関係ある方々全員に話してきました。
誰一人として、嫌な顔する方がいらっしゃらなかった。
むしろ、私のキャリア形成について心配してくれる方すら居て、
こんなに人間関係に恵まれてる環境だったんだと、再認識する機会にもなりました。
本当に感謝しています。
育休の取得が決まったら、そこから業務の引継ぎです。
私が個人で担当している案件が1つ。
チーム単位で担当している案件が複数あったので
個人担当の案件は、ベテランの大先輩へ、
他の案件は引き継ぐ必要はなかったのですが、私が抜ける事で
メンバーの負荷が上がってしまうので、事情を説明し、理解を得る努力をしました。
私が個人で担当してる案件は、お客様先へ引き継いだ旨を説明する必要もあったので
お客様先への説明も実施しました。
偶然ですが、お客様先でも、去年双子を出産された方がいらっしゃって、
私が話した後、凄く励まされた事を覚えてます。
引継ぎ中に、一部トラブルもありました。
業務の引継ぎは問題なかったのですが、妻が9月中旬に破水。
緊急入院となり、急遽帝王切開による手術が決定したのです。
最も忙しいタイミングでの出産。
出産自体は無事に終わり、元気な双子が生まれました。
しかし、急に休む事になってしまい、現場にはかなり迷惑をかけてしまいました。
双子の出産、しかも帝王切開の為、リスクが高い事から
妻は2週間、子供達は1か月の入院となりました。
私は、妻も子供達も入院している状況なので、
むしろ仕事により打ち込む事が出来ました。
勿論可能な限り病院に足を運びましたが、
本当に忙しくなるのは、子供達が退院してから。
育休が取得できる事もわかってたので、9月~11月は仕事に没頭しました。
※没頭しすぎて、残業が過去最高に・・・上司に怒られました(笑)
10月中旬に子供達が退院しました。
私が休暇に入るまでの、約1か月の間は、義母に応援に来てもらいました。
義母の応援がなければ、生活が成立してなかったと思います。
本当に助かりました。
そんな感じで、11月の中旬から休暇に入りました。
11月の半分は余ってた有給や取得が必要な特別休暇等の消化に充て、
12月から半年間、育児休暇という形にしました。
長くなってきたので、育休中の話は、次の記事に書こうと思います。
まる。