【017_仕事】私の職務経歴書②【上京編】
以下の続きです。
元々、ブラック工場で一生を終える事に疑問を持っていた私。
そこに、家族から助けてほしい。一緒に住んでほしい
という要望があり、退職を決意。
母の地元は神奈川で、私の地元は静岡です。
なので、くしくも都会への引っ越しになりました。
ハローワークに職業斡旋をお願いした所
職業訓練校へ通う事を勧められました。
そこで出会った教師の方から、IT関係の仕事があると紹介を受け
その会社で1か月、職場体験をさせて頂きました。
社長に運よく気に入って頂け、アルバイトとして更に1か月雇って頂ける事に。
アルバイトの時に短期の仕事を終わらせ、
その後、社長から
「今年は100人規模の我が社で、22人も新卒を採用した事から
これ以上正社員を雇う余力が残ってない。
しかし、君は是非我が社で働いてほしい。
1～2年だけ、契約社員として働いて、その後正社員登用としたい」
という提案を頂き、承諾しました。
2007年4月の事でした。
新しい仕事は、某大手ITベンダーへの常駐でした。
ブラック工場で働いてた頃に、趣味でオンラインゲームにハマってた私は
そこでブラインドタッチを覚え、仕事もみるみる吸収しました。
しかし、その現場ではパワハラ上司の元に配属となり
しばらくパワハラに苦しめられる事になります。
「お前は契約社員。正社員の俺たちとは違う」
「高卒の人間が意見するな」
「俺はお前を絶対に認めない」
今なら絶対労基に訴えられるワードばかり言われましたね(笑)
他にも、私のデスクだけ古かったり、性能の低い中古PCだったり
様々なイジメにも遭いました。
ブラック工場時代は、俗にいう体育会系の方ばかりだったので
陰湿な感じの人に出会ったのは、これが初めてで、
軽いカルチャーショックを受けましたね。
しかし、未経験の高卒だった私が、一つのシステムを構築するまで
成長できたのは、この仕事のおかげです。
2009年4月。社長に呼び出されました。
「すまない。正社員にする約束だったが、リーマンショックの影響で
会社の経営が非常に危険な状況になってしまった。
新卒の子達も一部問題を起こし、プロジェクトが終わってしまったこともあり
これ以上、守るべき正社員を雇う事が、今はどうしてもできない。
後少し待ってほしい」
と言われ、契約社員の延長となりました。
それと同時に、参画してるプロジェクトの一部担当リーダーに抜擢されました。
2010年4月。再び社長から
「まだまだ経営が本当に厳しい状況だ。
君以外の契約社員は全員契約終了としたが、君は何とか残って欲しい
と、そう考えてる。なので、あと半年待って欲しい」
この頃から、私は腐っていきました。
仕事への慣れ、後輩が増えるも、上司のパワハラは減らず
正社員である後輩の方が立場が上だと言われ、
しかし、プロジェクトはリーダーとして責任ばかり押し付けられる。
仕事中にサボってタバコ部屋に篭る事が増え、
昼休憩は1時間で戻ってこず、出勤もギリギリになってました。
2010年9月。社長より
「本当にすまないが、正社員の1/3が自宅待機となっており、
仕事がなくて、このままじゃ倒産してしまう。
君の仕事は、自宅待機中の主任に引き継いで欲しい」
ここで3か月だけ契約社員を延長となり、2010年12月に契約終了となりました。
キッカケは景気のせいだったのですが、
今思えば、結果的に退職して良かったと思います。
そして、再び転職活動を始めました。
また続きます。長くてスミマセン。。
